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2019年度大学入試について今年の受験者に聞いてみた

もうメシは食ったかの?儂はノブじゃ。

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今回はバンコクにおりながら、日本の関西地区で大学受験をした生徒の話を聞く機会があったので、それについて記してみたい。

 

その前に昨年の話じゃが大学関係者と話をする機会があった。

2017年度入試から大学入試の定員について国が厳格化することになった。

定員オーパーすると罰則が与えられる。

少子化の時代に人気大学に生徒が集まるのを避け、地方の大学に生徒を分散させるための措置である。

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違反した大学は私学助成金がカットされるなどの措置が取れられることになる。

そのため、今まで定員を大幅に超える生徒に合格を出してきた大学が、2017年度入試ではあまりたくさんの合格を出せなかったため、結果として多くの受験生が不合格通を受け取ることになった。

 

それなら定員ちょうどの人数に合格を出せば良いじゃないかと思うかもしれないが、合格を出したからと言って全員が入学してくれるわけではない。

特に私大では必ず合格辞退の生徒が必ず出てくる。

どのくらい辞退が出るかは経験上ある程度の傾向は分かるが、入学辞退者の数は年によって多少の増減があることは否めない事実である。

 

特に中堅や学力下位の大学ではなかなか入学者の数字は読みづらいところである。

そのため、2017年には学部数の多い大きな大学では学部・学科間で定員の融通があったらしい。

つまり、定員超過してしまった学部に、超過しなかった学部から定員を何名か譲って、計算上超過しないようにするという手に出たそうだ。

姑息ではあるが、まあある程度は仕方のないことかなと思う。

 

さて去年はそれで乗り切れたものの、今年はそのような手も使えなくなったようで、日大商学部では今年度の入試では定員超過率19%となり、6億円の私学助成金を失ったそうだ。

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6億円の助成金が没収されるというのはなかなか辛いものがある。

今年の日大はいろいろと災難であるな。

 

このような状況のため、受験生としてはなかなか厳しい大学入試となったようである。

儂の知り合いの生徒、かりにA子としよう。

今年の受験では、A子の学校や塾が志望校をなるべく下げさせるように進路指導をし、滑り止めの大学も数年前より1ランクも2ランクも下げたところを受験するよう指示されたとのことだ。

また厳しい受験事情を考慮して受験校の数も増やしたため、保護者の負担は相当なものに上った。

 

幸いA子は無事大学に合格したのだが、A子の友人はのべ20校近く受験してその検定料も総額で80万円越えだったそうだ。

それでどこかの大学に受かって大学生になれれば良かったが、なんと全滅してしまい浪人生となってしまったということである。

ところが、話はこれで終わらない。

その友人のように浪人となった生徒はほかにもたくさんいる。

巷に浪人生があふれることになったわけだ。

ところが、浪人生の受け皿となる予備校は10年ほど前に少子化の波を受け、多くの校舎が閉校に追い込まれておった。

そのため受け皿となる予備校も定員オーバーとなってしまうという事態が起こったのだ。

 

それが理由なのか以前からそうなのかは分からないが、A子の友人は予備校に入学するために1年間の授業料120万円を一括で即納しなければならなかったらしい。

払えない生徒は予備校に入学ができないそうだ。

A子の友人、なんとこの受験によって200万円近いお金がかかってしまったという。

大学に入ったわけでもないのに・・・

その友人が高校時代どのような生活を送ってきたのかは知らないが、まじめに頑張っていたにしても、さぼり気味であったにしても、儂としてはその子の保護者が気の毒でしようがないのう。

 

 

1980~2000年くらいの時期は子供の数が多かったので、大学入試というのは一世一代の大勝負であった。

2浪、3浪当たり前、過酷な受験戦争に打ち勝つために高校生は寝る間も惜しんで勉強しておった。

ところが、今や大学入試はAOをはじめとする推薦入試で入学する生徒が全受験生の半分以上となっておる。

学力試験で大学入試を突破する生徒のほうが少数派という時代である。

国立大学でもAO入試が始まっているくらいだ。

生徒たちには、大学全入時代と言われて久しいので、大学入試がそれほど厳しいというイメージはなかったのではないかと思う。

これからの大学入試は四半世紀前の時代と同じようなイメージで大学入試に向かって高校3年間を過ごし行く必要があるようじゃ。

 

余談じゃが、2018年の18歳人口は118万人。

18歳人口がピークにあった1992年の18歳人口は205万人。

その差はなんと87万人!

多少大げさに言うと、今の18歳の子ども達は四半世紀前の半分しかいない。

少子化とは恐ろしいものである。

こんな時代に新しい大学は続々と増えている。

気が狂っているとしか思えない。

国としては少子化を食い止めるためにできる策を本気で考えていってもらいたいものだ。

 

しかしそんな少子化の状況において、私大の上位大学は昔と比べ今のほうが受験生の数が多いというのが面白い。

参考に興味があればこちらの記事も見てみるといい。

mainichi.jp

 

さて今宵はここまで。また次を楽しみにしておれ。

 

 

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