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資産30億円!タイの「ぜいたく僧侶」に禁固114年はいかがなものであろうか?

もうメシは食ったかの?儂はノブじゃ。

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信長と仏教勢力との戦い

儂は400年前に多くの僧侶どもと戦いに明け暮れておった。

比叡山延暦寺の焼き討ち、伊勢長島の一向一揆のせん滅、加賀の一向一揆の平定、そして顕如率いる石山本願寺との合戦

懐かしい思い出である。

儂のことを僧侶を皆殺しにした極悪非道な人物と見ている者もおるかもしれぬが、当時の寺院は城郭化し、僧侶は完全武装した武装勢力であった。

そして同じ仏教にも様々な宗派があり、戦国時代には大名同士の戦いのみならず仏教徒内の宗派間での戦いも数多くあったことは、この時代にはあまり知られていないようだ。

さらに、当時の仏教勢力は、勝手に関所を作って通行人から通行料を取ったり、座を作って独占販売を行い、市場の実権を握って場所代を取るなど、多くの利益をむさぼる巨大経済組織であった。

儂と仏教徒との闘いとは、既得権益を打破し新しい時代を作り出そうとする革命者と、本来の仏教の教えをないがしろにした生臭坊主どものとの闘いであったことは厳然たる事実だ。

そしてこれは、仏教徒個人に対するものでなく、利益を独占する仏教組織というシステムへの反抗であったことを覚えておいてほしい。

 

ぜいたく僧侶

タイの仏教は、日本の大乗仏教に対して小乗仏教(上座部仏教)と呼ばれ、出家することを前提としている。

大乗仏教は庶民の救済を唱え、小乗仏教(上座部仏教)は出家した人間の救済を唱えるという違いがある。

タイの僧侶は、俗世を断ち切り出家せねばならぬので、タイ人から尊敬の対象となっておる。

 

タイという国は、旅行をすればわかる通り観光地の多くはお寺である。お寺を外してタイ観光することは極めて難しいと言われるくらいだ。

またタイ人のレジャーとしても、お寺参りというのは非常にメジャーなものになっている。

「今度の休みどこ行く?」

「んー、じゃ〇〇寺院にタンブン(喜捨)しに行かない?」

「おーいいじゃん、じゃ決まりだね!」

という会話がごく日常的にされているのがタイである。

 

そのくらいタイでは仏教というものが生活に深く根差しており、お寺に行ってタンブンすることはタイ人にとって自然なことであり、「僧侶に喜捨すること」=「自分の徳が上がる」というのがタイ人の常識なのである。

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チェンマイのドイステープ寺院の仏像

しかし、実はそんな尊敬を集める僧侶の中にもときどき不届きな者が現れる。

その中でも数年前にタイ全土で目の敵とされた「ぜいたく僧侶」ウィラポン・スクポンという男は群を抜いた悪党であった。

この僧侶、自家用ジェット機で飛び回り、札束を持っている姿をYoutubeに流し、22台のベンツを所有、違法薬物の使用にマネーロンダリング、そして14歳の少女との淫行・・・。不正に蓄財されたその資産、なんと10億バーツ(30億円)!

とんでもない男である。

 

その後、タイ法務省特別犯罪捜査局(DSI)が、2014年に逮捕状を請求すると、このぜいたく僧侶はアメリカへ逃亡した。

【大阪から世界を読む】淫行、マネロン、高級外車… タイの“贅沢僧侶”は地獄に落ちる(1/4ページ) - 産経WEST

2016年にアメリカで逮捕され、17年にタイへ送還されたこの僧侶であるが、このたびめでたく判決が出て、合計114年の禁固を言い渡された

ただし、タイの法律では器物に対する犯罪の軽雑は最高で20年までと定められている。また、弁護人は控訴する意向を表明した。

CNN.co.jp : ぜいたくな「豪遊僧侶」に114年の禁錮言い渡し タイ

 

さて、儂がここで何が言いたいかというと、この事件は組織で行われたのではなく、ウィラポン・スクポンという個人で行われたということじゃ。

個人の説法のみで高級車22台(少なくとも83台との記事もある)を含む30億円というとほうもない資産をためることができたことは感嘆に値する。

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しかもそれは、結果的には詐欺とは言え、この僧侶の素晴らしい説法(と人々が感じた)に多くのタイ人がこぞってタンブン(喜捨)をした、その蓄財である。

人を殺したわけではない、薬物を使ってはいるが売ったわけではない、14歳の淫行とあるがタイという国柄を考えると実情はどうだったのかと疑問符がつくところである。

 

説法で儲けた金なのである。(まあ、儲けたというのが仏教の道から外れてるのだが)

 

これで114年という刑期はいったいどうであろうか。

 

日本では殺人で有期刑になった場合、最長で20年である。

114年というのがどれほどの量刑なのかなんとなく分かってもらえるのではないか。

 

日本において個人で30億円稼げる僧侶がいるのだろうか?しかも物価は日本の1/3と言われるタイでである。日本の相場に直せば90億円と言えるであろう。

それを10年程度でやってのけたこの男は、まごうことなき悪徳僧侶であるが、戦国時代に生まれていれば一代の傑物と呼ばれた男であったかもしれない。

人を殺したりしたわけではないが、信心の篤いタイという国では殺人以上に量刑の重い114年という刑期になるも納得という事件であった。

 

今宵はここまで。また次を楽しみにしておれ。

 

 

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